富山県出身首都圏若者ネットワークacoico

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朝日・黒部ツアーの見どころご紹介!【黒部峡谷トロッコ電車】

acoico秋のアウトドア初級編、2日目のメインイベントをご紹介。

宇奈月温泉から黒部峡谷トロッコ電車に乗って、欅平(けやきだいら)そしてパノラマ展望ツアーへ。

 

本日は、飛行機を愛する「Captain EK」がご案内します。

 

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出発地点の宇奈月は昔から黒部川電源開発の拠点となってきました。

今回乗車するトロッコ電車も元々は発電所を建設するための資材、作業員の輸送を目的に工事専用軌道として敷設されたものです。

 

とはいうものの、黒部峡谷の魅力を一目見たいという観光希望者もおり、一昔前はその方々には「便乗の安全については一切保証致しません」と書かれた便乗書が発行され、トロッコに便乗していたそうです。

それだけ黒部峡谷は厳しく険しい場所なのでしょう。

この文章を書いている私もなんだかわくわくしてきました!!

 

さあ、それではさっそくトロッコ電車に乗って宇奈月駅を出発しましょう!

お見送りの方に手を振って、出発進行!!

これから終点欅平までの1時間20分の旅が始まります。

 

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少々沿線案内をしたいと思いますので、お付き合いください。

 

駅を出るとすぐに左にカーブし、渓谷にかかる赤く美しい橋「新やまびこ橋」を渡ります。眼下には黒部川が音を立てて流れています。

私たちのツアーの頃には、この場所から見る紅葉のコントラストはとても見事なことでしょう。

 

橋を渡り、トロッコ電車はガタンゴトンと黒部川沿いを走り続け、20分ほどで黒薙(くろなぎ)に着きます。

ここ黒薙は、私たちが出発した宇奈月温泉の源泉があり、ここから下流の温泉街までは引湯管を通して湯を運びます。

宇奈月の湯はさらっとした温泉で、私好きなんですよ!お肌が「つべつべ」になります。

 

ここでトロッコ電車に乗車する際の心得をひとつ。

トロッコ電車は黒部峡谷沿いの深い谷を走るため、トンネルが多くあります。トンネル内は空気がひんやりしますし、この時期は風も少々冷たく感じるので、温かく風を通さない服装で乗車しましょう。

えっ!

それはもっと最初に言えって!

すみません…これからの旅にわくわくしすぎてお伝えすることを忘れていました…

 

ガタンゴトン。

「フォーーン」

なんだか電車の警笛も味がある音ですね。

 

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黒部峡谷の澄んだ空気を感じている間に鐘釣(かねつり)に着きました。

今回は下車せずに通過しますが、鐘釣は河原に露天風呂、黒部の万年雪(時期による)も見ることができ、黒部峡谷の自然が間近に迫る美しい場所です。

次の機会にどうぞこちらでも降りてみてください。

 

鐘釣からもう少し車窓を楽しみましょう。

おっ!特別名勝特別天然記念物の「猿飛峡」が見えてきました。

猿も飛び越えることができるほど狭い峡谷ということで、このように呼ばれているそうですが、真下は黒部川の急流が流れています。人間の私は飛び越える気にはなりません…

 

ガタンゴトン。ガタンゴトン。ガタン。

 

皆様大変長らくのご乗車お疲れ様でした。終点の欅平(けやきだいら)に到着です。

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ここ欅平は北アルプスの山々へ向かう登山口ともなっている場所。

私たちはというと…これから再び冒険の旅が始まります。

黒部峡谷パノラマ展望ツアーに出発です!!

 

ここから先はacoico随一のアウトドア好き、「ビッグアイランド」が次回ご案内します!