富山県出身首都圏若者ネットワークacoico

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高岡帰省通信 Part 2!

こんにちは、スタッフ・MoriP(高岡市出身)です。

本ブログでは、時にはイベントの告知をしたり、
また時には勝手気ままに自分の富山ネタを書いてみたり…
そんなこんなで自由にやっております。よろしければお付き合いくださいね。

というわけで、少し前に別のスタッフが書いた記事「富山帰省日記」
触発されまして、私も「帰省通信」を書いてみようと思います。

勝手にシリーズ化している(笑)、高岡帰省通信、Part2です!
(ちなみに、Part1はこちらからどうぞ。)
今回も高岡の街中をぶらぶら歩きながら、再発見尽くしとなりました♪

1. 技術・技能デパート「テクテクたかおか」
http://tec-tec.jp/takaoka.html

高岡の中心・末広町商店街のほぼ中央に位置する、「テクテクたかおか」さん。
商店街の空き店舗を利用し、高岡だけでなく富山県内や金沢などから技術工芸品を集め、
数年前にオープンしたお店です。
技術の発信基地・アンテナショップとして稼働し、
また、地元商店街の方々ともタッグを組んでいるのだとか。




2. 山町茶屋
http://www.takagas.co.jp/cya_index.htm

山町筋の土蔵造りの街並みを歩きながら、茶屋としてオープンしている建物に立ち寄り。



この建物、潰されそうになるところを、土蔵造りの街並みを守るためにお隣の「菅野家」(高岡ガスの創業家)が身銭を切って買い取ったのだとか(↓)




その茶屋の2Fに上ってみますと…何とそこは別空間!
土蔵造りの建物の雰囲気にマッチした、とってもステキな「ギャラリー」に変身してました!







このスペース、11月からは運営が別の方に代わり、
インテリアギャラリーとして再スタートを切るのだとか。
こうして、土蔵造りの建物を「ただ残す」のではなく多くの方に「使ってもらう」ことで、
土蔵造りの価値が再認識され、守られていくんですね。

…さてお次は、高岡の伝統産業の集積地、「金屋町」をぶらり。
金屋町は鋳物の町・高岡銅器の町として発展し、400年の歴史があります。
金屋町について詳しく知りたい方は…金屋町出身のacoicoスタッフが書いたこちらの記事をどうぞ!)

古くからの街並みがきちんと残っていて、道路も石畳で、風情があって落ち着きます…



で、石畳の道路をよーく見てみると…鋳物が埋め込まれてます!なかなかシャレてますね(笑)



さて、金屋町では2箇所の訪問先をご紹介します。

3. 大寺幸八郎商店
http://ootera.com/index.html



銅器の卸問屋で、江戸末期に金屋町で創業。
金属工芸品・アンティークなインテリア・灯具・食器・アクセサリー小物などを展示販売している。

 

…ということなのですが、私が衝撃を受けたのは、とっても贅沢な建物の造りと、お庭の豪華さ!
建物の中を見学させていただいたのですが、金屋町の伝統に裏付けされた建物の立派さに圧倒されてしまいました。







大正ロマンを感じさせるガラス戸。



こちらはギャラリー・喫茶室としても利用可能ということで、
今度行くときはゆっくりお茶でも飲みながらじっくり堪能しようと思ったのでした。

 

4. 金属工芸工房「かんか」
http://kanaya-kanka.cocolog-nifty.com/



こちらは1年前にオープンした金属工房+ギャラリー。
高岡を中心に活躍する工芸作家さんの作品を展示してます。
また、奥には工房もあり、錫鋳物の体験もできるそうです。

「金属が溶け合うように様々な人たちが集い、新しいものごとを生み出す」空間を目指していて、実際に若手の作家さんが集う空間になっているそうです。







…というわけで、いろいろ書いているうちに長くなってしまいました(汗)

伝統工芸の文化が街の風情とともに残りつつも、
現代の作家により新たなものが作られて発信され続けている姿を体感できました。
「高岡の芸術文化の魅力」、再発見の旅となりました♪