北陸新幹線鉄道に係る騒音・振動調査結果について
平成27年3月14日に北陸新幹線長野・金沢間が開業したことをうけ、県内沿線の騒音及び振動を測定し、環境基準等の達成状況を把握することを目的に実施されました!!
まぁ、どれだけ新幹線による騒音や振動の公害があるのかチェック!!
ちなみに、騒音レベルとは?
うるささ(約65dB)
会話妨害(70dB)
電話の通話妨害(約70dB)
テレビ・ラジオの視聴障害(約60dB)
勉強・読書・思考・作業などの妨害(子どもの勉強の場合,約75dB)
振動もチェックします!
住みごこちの悪化(家が揺れるなどの場合,振動レベルで約55dB)
家屋の損傷(立付けの狂い,振動レベルで約70dB)
家庭での休養妨害,家庭生活・人間関係への影響,営業妨害などの日常生活の妨害,睡眠妨害(騒音レベルで約70dB,振動レベルで約60dB)
精神的被害(〈びっくりする〉,騒音レベルで約75dB),身体的被害(頭痛,胃腸障害,食欲不振,血圧変調,自律神経失調症,乳幼児の発育阻害など)
以上が基準になる。
東海道新幹線では、訴訟にまで…
1974年3月30日,名古屋新幹線公害訴訟原告団(提訴時575人,判決時488人)は,国鉄(現JR)を相手として,午前7時から午後9時まで騒音65ホン,振動0.5mm/s(約65dB),午前6時から同7時および午後9時から同12時まで騒音55ホン,振動0.3mm/s(約60dB)を超えてはならないという差止請求(減速の請求)と,被害に対する過去の慰謝料1人100万円,差止め実現までの将来の慰謝料1人1ヵ月2万円の支払いを求める訴訟を提起した。これに対し,第一審判決(1980年9月11日)は,過去の慰謝料請求に関しては原告らの請求額に近い額を認容し,将来の慰謝料請求の訴えを却下,差止請求を棄却した。
富山県の結果は…
基準は、56%しか満たされていません!!
県内の県境問題にも目を向けていく必要がありますね。
新幹線はいろいろ大変です・・・
詳しく知りたい!!って方は、県庁も参加の
北陸新幹線1周年記念シンポジウムで!
詳細は以下より