3/3(土)開催「acoico fes 2018」 富山は水がいいから酒も旨いって・・・それだけじゃない!(日本酒 上級編)
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いっしーです。
単なる酒好きで知られておりますが、一応唎酒師と日本酒学講師の認定を受けております(汗)。
さて、今回のテーマは日本酒成分の80%を占める水です。
酒造りの全行程で使われる水はさらにその数倍となり、良質な水が豊富に手に入ることが酒造りの必須条件です。
「富山は水道水だってうまいんだから酒だって当然うまいって話だろ!」と思ったあなた、それだけじゃないんです。
(出典:富山県)
今回、acoicoが県内稼働中の全酒蔵を集める理由の一つがここに・・・。
http://softwater.jp/what/000065.html
水の硬度を集計したデータです。
わかりますか?
概ね東の水のほうが硬度が高く、西のほうが硬度が低いのです。
WHO(世界保健機構)の分類では60(mg/L)未満が軟水、60(mg/L)以上で中硬水。つまり、東の平地の水は中硬水に分類されます。
なぜか。ヒントは富山県の地形です。
(出典:国土地理院)
わかりますよね?
そのため、東側の平地で湧いている水は、標高の高い山に降った雪や雨が平地に至るまでの長い間、岩盤層を通って再度湧いたものなのです。
東にいくほど日常的に井戸水を使用している家庭が多いため、先程の浄水所のデータは少なくなっているのですが、ヨーロッパのように短期間で水道管にカルシウムが蓄積してしまうほど硬度が高い場所もあります。
それが酒にどう影響するのか。
硬水で酒を造ると、ミネラルが酵母の働きを促進させるため、きりっと辛口の酒ができやすいといわれています。
逆に軟水はゆっくりと酵母を働かせることができるため、柔らかな酒を造りやすいといわれています。
東と西とで水の質が異なる富山の各酒蔵の酒が一堂に会するacoico fes 2018で、あなたはその違いを感じられるでしょうか?
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くれぐれもお早めに!